最新掲載日:2002・06・26
私たち、ちば・いちはら連絡会のT.K.さんとT.M.さんは今回の「新百万署名」では、「何としても戦争への道をくい止めたい」との思いから、熱心な取組みを展開され、とうとう一人で1,000筆以上の署名を集められました。お便りはT.M.さんの地道な取組みのご紹介です。 まだまだ、安心できない状況です。これからの活動のご参考になれば幸いです。 |
件名: 私の署名数は、目標の1,000筆に達しました。 |
日 付: 2002年6月17日 |
差出人: T.M.さん(ちば・いちはら連絡会) |
●私の署名数は,目標の1,000筆に達しました。 昨年の11月下旬から始めた私自身の有事法制反対の百万人署名は,6/16に合計1,005筆になり目標数に達しました。千葉・市原連絡会の仲間の中には1回の署名で50〜60筆をコンスタントに集める人もいて,すでに,5月に1,000筆に到達している人もいます。 私は,1回に2時間位の行動で20〜30筆の実績,メーデーの時などの多いときで100筆前後,少ない時は14筆ということもありました。平均35筆でした。こういう積み重ねで,29回の街頭署名で目標を達成することができました。 この署名活動は,私自身にとってもいい経験になっています。 一つは,普通に生活していたら,関わることのないような人たち(高校生など)の,生の声を聞くことができると言うことです。人々の意識を体で感じることができるのです。昨年,小泉が登場したとき80%を超える支持率だといわれ批判するのも憚られるという雰囲気がありましたが,署名活動(教育署名や昨年9・11以降の緊急署名等)でこの小泉の反動性を正面から訴えていったとき,反発は思ったより少なく署名も集まりました。戦争と大失業の現在,労働者・民衆はいつ自分もリストラされるかもしれないということなどに不安を抱え,社会の矛盾に怒っていて,小泉人気なるものは,単なるムードでしかなく,危ういものだと感じていきました。 それから,私は,地元の街の駅頭でも署名活動を1人から始めてみました。これは,少人数の取り組みでも,また,人があふれるように通るところでなくても,やれるものだと実感しました。一緒にやる人もでき,4月には2人,6月には5人の取り組みになっています。 私自身のできることは小さなことでしかありません。自分の目標を目指して,やれることをコツコツとやるだけです。こういう一人一人の取り組みが,今全体で一日3,000〜4,000筆,合計20万筆(6/17現在)を実現しているとのだと思います。 今や小泉神話は崩壊し,世論調査も有事法制に反対する人のポイントが上昇しています。政府は,有事法制の今国会での「成立を断念」に追い込まれています。様々な団体,人々のこの間の有事法反対運動の地道な取り組みと広がりが,この情勢をつくりだしているものと私は考えています。こういう情勢を,百万署名運動が先陣を切って切り開いてきたと思います。しかし,小泉首相には油断はできません。継続審議を許さず廃案に追い込みましょう。
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